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みらいレシピ「谷清司の法律歳時記」放送内容

 

司法試験とクリスマス(平成21年12月20日)

兼定 さて、先生。もうすぐクリスマスですねぇ。

 谷  そうですね。

兼定 クリスマスというと、どんな思い出がありますか?

 谷  最近、早いですよねぇ。もう、イルミネーションとかするのがね。

兼定 う~ん。はい。

 谷  11月ぐらいからもう、ずっと、やってますけど。

兼定 そうです、そうです。

 谷  あんまり、明るい感じがしないんですよね。私はね。

兼定 えっ。どうしてですか?

 谷  よく考えてみたんですけど、やっぱりなんか、司法試験のね、
    あの頃の記憶が引きずってるのかなと思いまして。

兼定 えっ。司法試験って、確か、試験がいくつかに分かれてますよねぇ。

 谷  そうそう。年3回あってね。

兼定 う~ん。

 谷  で、5月と、7月と、あとまあ、それ通ると、10月が待ってるんですけど。

兼定 う~ん。

 谷  落ちる発表も大体10月ぐらいなんですよね。

兼定 あ~ぁ。

 谷  論文試験、終わったときに。

兼定 はい。

 谷  論文試験って、皆、落ちちゃいますから。

兼定 はぁ。

 谷  で、論文試験、通れば、口述はまあ、どうにかなるってところ、あるんですけど。

兼定 う~ん。

 谷  論文の発表が終わったのが10月ぐらいで、まあ、1番落ち込みますわねえ。

兼定 あっ。結果によってはねぇ。

 谷  結果によっては、落ち込んでて。
    なんとか、その、気持ちを立て直して、「もう1年頑張ってみようか」とかって、
    自分に言い聞かせてる頃に、こう、イルミネーションが街を飾ると。

兼定 はぁ~あ。辛いですねぇ。

 谷  辛いんですよねぇ。なんか、皆、楽しそうだし。

兼定 うん。

 谷  自分は、「全然、楽しくないし」みたいな。

兼定 あ~ぁ。


 谷  「今日も、家で勉強しなきゃいけないし」みたいなね。

兼定 あ~ぁ。

 谷  あの頃の、その、20代後半の頃の記憶が、
    やっぱり、ずっと引きずってるのかなぁとか、思ったりして。

兼定 と、言うことはね、10月に、心ならずも「もう1年頑張りましょ」みたいな結果がでてしまったと。

 谷  うん。

兼定 そして、「よし、じゃ、頑張るか」って、やっとその気になった11月ぐらいから、
    街はクリスマスだなんだ、言い出して。

 谷  うん。

兼定 その、ジングルベルであるとかイルミネーションが、
    こう、僕を後押ししてくれるっていうふうに、思えないわけですね?

 谷  全く思えないですね。(笑)

兼定 あ~ぁ。

 谷  なんか、遠い世界みたいな。

兼定 ふ~ん。

 谷  華やかな分だけ、寂しいみたいな。

兼定 なるほどねぇ。そういった辛いご経験もあって、今があるということですよねぇ。

 谷  そうですね。(笑)

兼定 う~ん。

 谷  でも、もう、44ぐらいですからね。

兼定 はい。

 谷  別に、クリスマスだからって、何も思いませんけどね。

兼定 いや。でも、まだね、お子さん、お小さいですしねぇ。

 谷  ええ。

兼定 今年、ご家庭では、いかがでしょうかねぇ?

 谷  家で、こう、ケーキ買って帰って、皆で祝ったっていうのも、あんまり記憶ないんですよね。

兼定 て、いうのは、パパがいらっしゃらないという?


 谷  仕事してたんでしょうね。

兼定 ですよねぇ。(笑)

 谷  うん。今年は、だからちょっと、ケーキでも買って帰ろうかなと思ってますけど。

兼定 う~ん。今年は、パパ、初参加型ですね。

 谷  そうですね。

兼定 はい。楽しくなるといいですね。

 谷  はい。