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みらいレシピ「谷清司の法律歳時記」

 

いい夫婦~私の前にいてくれること(平成21年11月15日)

兼定 さて、先生、今日は11月15日なんですけれども、来週22日は、「いい夫婦の日」だそうなんですよ。
    で、ここで今日、先生にいい夫婦とはどういうものだろうか伺って、この1週間(笑)、頑張って、
    いい夫婦になれるようにということで。さて、どういうことなんでしょうかねぇ?結婚観を伺います。

 谷  ええ。
    最初に断りしておきますけども、別に私がいい夫婦を築けてるとか、そういう話では全くなくてですね、
    まあ、普段離婚相談とかいろいろ扱ってる関係で、思ったこと、みたいな感じなんですけれども。

兼定 はい。

 谷  先ず一つはですね、その、いい夫婦になる為に、その必要なことっていうのは、その、これ、
    誤解を招くかもしれませんから、よく聞いていただきたいんですが、別に相手ってのは、
    その人しかいないわけではないんですよね。
    世界中に多分、そのパートナーよりも、今の配偶者よりも、もっと合う人っていうのは、いっぱいいると
    思うんですね。

兼定 (笑)

 谷  それは自分にとっても、相手にとってもそうなんですね。

兼定 ほ~う。

 谷  でも、その相手がこう、自分にいてくれるんでしょ。

兼定 ふ~ん。

 谷  そんな別に、他にもう、相手には可能性があるのに、自分の前にいてくれるってことについて、
    感謝するべきなんじゃないのかなって思うんですよね。

兼定 はぁ~。ふ~ん。

 谷  よくあるように、世界中にはこの人しかいないっていう考え方には、
    とても傲慢な部分があると思うんです。

兼定 ほ~う。

 谷  相手にとっても私しかいないんでしょみたいな。

兼定 あぁ~。

 谷  で、そうやって、だから、こう、お互いに押し付けあうような、じゃなくて、
    いつでも、どこでも、行けるはずなのに、私の前で、ずっといてくれるんだっていうことを、
    思った方が、考え方としていいかなと。

兼定 なるほど。感謝が大事。

 谷  うん。
    もう一つは今、テレビ番組とかいろんなもんで、皆ね、目が肥えてますよね。
    なんかいい夫像とか、いい妻像とか、皆勝手に持ったりしてるわけだけど、こういう社会になってくると、
    やっぱりこう、演じる意識ってのが、大事になってくるんじゃないのかなと思うわけです。

兼定 はぁ~。

 谷  だから、素のままの自分で、通用するんだじゃなくて、やっぱりいい夫とは何かっていうのを、
    ちょっと自分で考えてみて、役づくりしてみるみたいな。

兼定 はぁ~。

 谷  そういう意識をちょっとでも持つことで、いい関係を築けるんじゃないかなと思うんですけどね。

兼定 なるほど。それは努力するっていうことですね。

 谷  そうですね。

兼定 わかりました。