兼定 さて、現代の教育について、なんか、いろんなこと最近、言われてますけれども、
谷先生は現代の教育について、どんなふうにお考えなのか伺っていいですか?
谷 はい。教育問題っていうのは、非常に難しいと思うんですけれども。
兼定 はい。
谷 最近、新聞でも見たんですが、やっぱり日本は、その公教育にね、
かけてるお金が非常に少ないみたいですね。先進国の中でも。
兼定 ほ~う。
谷 教育大事にしないと、明日の人間がね、育っていかないわけで。
兼定 う~ん。
谷 教育にもっと、力入れなきゃいけないと思いますし。
でも、最近、その、個性を伸ばすとか、自由とかを凄くこう、大事にしてるようなんですけど。
兼定 はい。
谷 ただ、そのやっぱり教育の目的は何かっていうことも、非常に難しい部分がありますが、
やはり、子ども達に社会性を身に付けさせることっていうのが、やっぱり、抜きがたくあると思うんですよね。
兼定 う~ん。
谷 一部の芸術家やその、学者とかになるために、そういうのが必要かどうかっていうのはまた別問題ですけど、
そういう方々は、そういう方々で、多分、一芸に秀でるための凄い訓練をするわけですよね。
兼定 ふ~ん。
谷 するとその、多くの子ども達が、まあ芸術家や学者になるわけじゃありませんから、
やはり、普通に社会に出て、共同体の中で生きていくというときに、やはり、人間関係について、
対人能力を身に付けないといけない。
兼定 う~ん。
谷 そうするとやっぱり、幼い頃から少しその、我慢、共同体の中での我慢っていうのをちょっと、
教えていかないとですね、出てからとても苦労するんじゃないのかなというのは思うんですね。
兼定 う~ん。なるほど。
我慢させるっていうのはなんか、なるべくこう、我慢させないように、
今の学級運営とかなされてたり、するようなケースもありますねぇ。
谷 うん。
ですけど、だからその、難しいところだと思うんですけどね、適切にこう、個性も伸ばしながら、
でも、やはりその、社会性を身に付けるための、ある程度のその我慢とかを、小さいときに教えておかないと、
社会に出てから苦労すると思うんですけどね。
兼定 なるほどねぇ。
今「クレーマー」とかっていうふうに、あと、「モンスターペアレンツ」とか言われておりますけれども。
谷 うん。
兼定 ということは、学校もこんなふうにしますから、親御さんも協力して下さいねって。
谷 そりゃ、当然、必要ですよね。
兼定 そうですねぇ。やっぱりこれからの日本。これからの世界は、子ども達にかかってますもんねぇ。
谷 そう思いますけどね。
兼定 教育が大事ということですねぇ。
谷 はい。
兼定 はい。