兼定 さて、谷先生、お葉書頂いております。
谷 はい。
兼定 ペンネーム「ユミママゴン」さん。ありがとうございます。
「先日、近くで、大雨で、家が流され、一人亡くなりました。ということで、人生いろんなことがある中で、
トラブルも多く、人事だと思っていたことが、我が身にいつ振りかかるとも、わかりません。
谷先生のような、頼りになる弁護士が、身近にいたらと思います。これからも頑張って下さい。」
ということなんですけれども。ありがとうございます。
谷 ありがとうございます。
兼定 ねぇ、まさかねぇ、そんな、大雨で、大変なことになるっていうこともねぇ。
谷 はい。
兼定 う~ん。普段はそんなに想定もしてない。
で、また、他でも、いろんな他人事というふうに、普段思っていることが、
実際、自分の身に振りかかるということ、ありますよねぇ。
谷 ありますね。うん。
兼定 なんか、大変ですよねぇ。こういうときに、さぁ、どうするか。
谷 うん。
やっぱり、その、いろんな失敗があって、やり直すときに、まぁ、私なんかの個人的な感覚ですけど、
自分でも参ったときとか、振り返ったり、思い出すのは、やっぱりその、子どもの時のこととかね、
で、やっぱりその、親のこととか、そういったこと思いますね。それで、だから、子どものときにこう、
愛された記憶とか、そういうのがとても大事なんじゃないかなと思うわけなんですけどね。
兼定 う~ん。そうですねぇ。
谷 私のその、好きな言葉でですねぇ、高杉晋作さんの時世の句なんですけれども、
「おもしろき こともなき世に おもしろく」というのがありまして。
兼定 はい。
谷 まぁ、その、世の中って、そんなにおもしろいもんじゃないけども、それをいかにおもしろく生きるかと。
兼定 ふ~ん。
谷 というような思いかなと、思うんですけれども。
兼定 ほ~う。
谷 あのような英雄でさえね、やっぱり、世の中って、そんなおもしろいもんでは、自然にはなかったんだと。
兼定 ふ~ん。
谷 で、そういうのが、とてもこう、勇気づけられるというかねぇ。
兼定 ほ~う。
谷 だから、皆やっぱり、そんなに人生って楽なもんでもないですし、皆やっぱり苦しいこともあるし、
そういう中で皆工夫しながらね、頑張って、歯を食い縛って、生きているんだろうなと。
兼定 ということは、いろんなことがあって、まぁ、トラブルに巻き込まれるであるとか、
思いもしないことになるっていうことがあっても。
谷 はい。
兼定 頑張って、いや、大丈夫さっていうふうに、自分を勇気づけるっていうことが大事なんですね。
谷 せっかく、1回の人生ですからね。それをおもしろくしてほしいですね。
兼定 おもしろく。
谷 はい。
兼定 わかりました。