債務整理,交通事故,労働問題,離婚問題,相続問題,刑事事件,法人・事業者破産,東京,大阪,山口,埼玉,弁護士,法律事務所,弁護士法人サリュ

みらいレシピ「谷清司の法律歳時記」放送内容

 

視覚に訴える裁判員制度(平成21年9月13日)

兼定 さて、裁判員制度、各地で始まってるわけなんですけれども、以前の報道に、モニターが設置されまして、
    視覚に訴えるものが、多々あったというのがあったんですけれども、これ、まぁ、遺体でありますとかね、
    傷口でありますとか、こう、普段、まぁ、見ないものが多いと思うんですよね。

 谷  うん。

兼定 これ、「見たくない」っていうことだったら、見なくても、いいんですか?

 谷  いや、例えば、実際殺人事件でね、遺体の状況とか、我々、写真とかで、そういうもの見るわけなんですが。

兼定 はい。

 谷  やはり、その、裁く側に立つわけですから、もし、あれでしたらね、やっぱり、目を背けないで、
    できれば見ていただいて、結果はそのまま受け止めていただきたいなと。思うわけですね。

兼定 う~ん。

 谷  で、そこから、やはり、その人の無念とか、あるいは遺族の思いとかね、そこにやっぱり、
    思いを致していただきたいとは思う。

兼定 はぁ~。

 谷  ただ、それを見ることで、その、普段、そういうことを全く見たことがなかったわけですから、
    あまりに大きな衝撃を受けて、その、いや、こんなひどいことをしたらということで、どんどん、
    その、重い処罰にね、どんどん、動いていくっていうのは、怖い気もね、若干するんですけどね。

兼定 そうですよねぇ。
    まぁ、なんと言いましても裁判員の皆さんというのは、普通の方ですもんね。

 谷  はい。

兼定 まぁ、一般の人が、そういう世界に入るということで、良い点はたくさんあるんでしょうけれども、
    慣れてないというのが、どう作用するかっていう感じがありますねぇ。

 谷  そうですね、やっぱり、我々法律家になるときにはですね、研修所とかで、遺体の解剖とか、
    そういったものもずっと立会いますし、また、たくさんの事例を目にするわけで。

兼定 う~ん。

 谷  そういったものに、慣れることがまぁ、必ずしもいいとは思いませんけども、そのことだけで、
    過度な印象受けて、判断が狂ってくるということは、通常ないかなと思うんですね。

兼定 はぁ~。そうですねぇ。

 谷  例えば、交通事故なんかでも、被害者の状況ってやっぱり、見ますとね、写真で見ると、
    凄く、えげつないですから。

兼定 う~ん。

 谷  そういうので段々とその、強いショックを受けますとね、
    判断が変わってくることもあるやもしれませんね。

兼定 そうですねぇ。
    ということは、まぁ、いつ、どんなときでも、冷静な判断できるように心がけるのが大事ということですね。

 谷  まぁ、そうですね。

兼定 はい。