兼定 さて、夏ですので、普段よりもちょっと、時間がおありですか?
谷 はい。
兼定 はい。(笑)
谷 (笑)
兼定 で、先生、読書もお好きですよねぇ?
谷 はい。
兼定 で、この時期、お勧めの、例えば、歴史物であるとか、尊敬する歴史上の人物であるとか、
何か教えていただけますか?
谷 そうですね。
私、萩で弁護士しようとして、まぁ、8年くらい萩に暮らしてたんですけど、その関係でですね、
萩といえば、明治維新ですから。
兼定 うん。
谷 明治維新関係のですねぇ、ちょっと、本読んでたときがあって。
兼定 ほ~う。
谷 非常に勉強になって、例えば、司馬遼太郎さんの、「世に棲む日日」っていう本があるんですけどね。
兼定 はい。
谷 有名ですけど。
兼定 うん。
谷 吉田松陰先生とか、高杉晋作とかが、こう、主人公なんですけどね。
兼定 はい。
谷 で、高杉晋作って人は、非常に、いや、本当に、天才だなっと。本当に感じますし。
兼定 ええ。
谷 で、残念ながら、明治維新ね、本当に、実現するときには、もう、亡くなってたんですけどね。
兼定 う~ん。
谷 29歳ぐらいの若さでね。
兼定 あらぁ~。
谷 ただ、あの人がいなければ、長州は、多分、幕府には勝てなかったし、
まぁ、時の流れからして、いずれはそうなっていくのかもしれませんけど、
まぁ、ともかく、長州を勝利に導いたのはやっぱり、高杉晋作の力が大きいんじゃないかなと
思うんですね。
兼定 へぇ~。
谷 で、あの人の発想の凄さは、やっぱり、こう、一般のね、普通の農民や町民の人達を、
組織して、軍隊にして、それで何十倍の、軍隊の幕府軍に勝ったんですよね。
兼定 ふ~ん。
谷 そういう、その、機略の大胆さとか。
兼定 ふ~ん。
谷 非常に、胸に迫るものがありますね。
兼定 へぇ~。じゃ、実際に現在も萩の事務所にも、谷先生、行かれますよねぇ?
谷 はい。
兼定 で、またそういったときには、高杉晋作の本を、また、読み直したりとかありますか?
谷 うん。だいたい私、大阪の事務所の机に、こう、高杉晋作のてぬぐいをかけていますからね。
兼定 あっ、そうなんですかぁ。(笑)
谷 言葉を書いてあるんですけど。「おもしろき こともなき世に おもしろく」っていう。
兼定 はぁ~。
谷 辞世の句なんですけどね。
兼定 はぁ~。なるほど。へぇ~。
で、そうしましたら、やっぱり、高杉晋作の、この頭の良さであるとか、そういったところも、
仕事に活かしてらっしゃるということですね。
谷 いえいえ。とても及びませんが。(笑)
兼定 はい。(笑)