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みらいレシピ「谷清司の法律歳時記」放送内容
 

「おもしろき こともなき世に おもしろく」(平成21年8月30日)

兼定 さて、夏ですので、普段よりもちょっと、時間がおありですか?

 谷  はい。

兼定 はい。(笑)

 谷  (笑)

兼定 で、先生、読書もお好きですよねぇ?

 谷  はい。

兼定 で、この時期、お勧めの、例えば、歴史物であるとか、尊敬する歴史上の人物であるとか、
    何か教えていただけますか?

 谷  そうですね。
    私、萩で弁護士しようとして、まぁ、8年くらい萩に暮らしてたんですけど、その関係でですね、
    萩といえば、明治維新ですから。

兼定 うん。

 谷  明治維新関係のですねぇ、ちょっと、本読んでたときがあって。

兼定 ほ~う。

 谷  非常に勉強になって、例えば、司馬遼太郎さんの、「世に棲む日日」っていう本があるんですけどね。

兼定 はい。

 谷  有名ですけど。

兼定 うん。

 谷  吉田松陰先生とか、高杉晋作とかが、こう、主人公なんですけどね。

兼定 はい。

 谷  で、高杉晋作って人は、非常に、いや、本当に、天才だなっと。本当に感じますし。

兼定 ええ。

 谷  で、残念ながら、明治維新ね、本当に、実現するときには、もう、亡くなってたんですけどね。

兼定 う~ん。

 谷  29歳ぐらいの若さでね。

兼定 あらぁ~。

 谷  ただ、あの人がいなければ、長州は、多分、幕府には勝てなかったし、
    まぁ、時の流れからして、いずれはそうなっていくのかもしれませんけど、
    まぁ、ともかく、長州を勝利に導いたのはやっぱり、高杉晋作の力が大きいんじゃないかなと
    思うんですね。

兼定 へぇ~。

 谷  で、あの人の発想の凄さは、やっぱり、こう、一般のね、普通の農民や町民の人達を、
    組織して、軍隊にして、それで何十倍の、軍隊の幕府軍に勝ったんですよね。

兼定 ふ~ん。

 谷  そういう、その、機略の大胆さとか。

兼定 ふ~ん。

 谷  非常に、胸に迫るものがありますね。

兼定 へぇ~。じゃ、実際に現在も萩の事務所にも、谷先生、行かれますよねぇ?

 谷  はい。

兼定 で、またそういったときには、高杉晋作の本を、また、読み直したりとかありますか?

 谷  うん。だいたい私、大阪の事務所の机に、こう、高杉晋作のてぬぐいをかけていますからね。

兼定 あっ、そうなんですかぁ。(笑)

 谷  言葉を書いてあるんですけど。「おもしろき こともなき世に おもしろく」っていう。

兼定 はぁ~。

 谷  辞世の句なんですけどね。

兼定 はぁ~。なるほど。へぇ~。
    で、そうしましたら、やっぱり、高杉晋作の、この頭の良さであるとか、そういったところも、
    仕事に活かしてらっしゃるということですね。

 谷  いえいえ。とても及びませんが。(笑)

兼定 はい。(笑)