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みらいレシピ「谷清司の法律歳時記」放送内容

お盆に集まり相続について考える(平成21年8月9日)

兼定 さて、そろそろお盆休みの時期ですよねぇ。

 谷  そうですね。

兼定 都会の学校に行ってらっしゃるお嬢ちゃん、お坊ちゃんが帰って来られたりとか、
    都会で生活してる次男坊さん達帰って来られたりとか、こういう時期に先生、法律家として、
    「こういうことをするといいですよ」とかって、アドバイスありますか?

 谷  うん。やはりねぇ、これ、あんまり楽しい話ではないですけど、「相続」が起こりますからね。
    まぁ、起こったあとかもしれませんけど。

兼定 う~ん。

 谷  やはりそういう、親族が集まったときには、そういったことは、やはり話しといた方が良いでしょうしね。

兼定 ほ~う。

 谷  また、もう、おじいちゃん、おばあちゃんが高齢になってきてたら、
    まぁ、その、老後のことも話し合わないといけないでしょうけど。

兼定 はぁ~。

 谷  亡くなったあと、どうするのかと。

兼定 ふ~ん。

 谷  で、そういったことはやっぱりきちんと、亡くなる方のね、意思とかを活かしたね、遺言書を、
    ちゃんと準備しておいてもらう。

兼定 あぁ~。

 谷  その方が、後々のね、トラブルにならなくて良いとは思うんですよ。

兼定 う~ん。なんかそういう話を切り出すのは誰?っていう感じがしますけどねぇ。

 谷  う~ん。
    ただね、どうも言いにくいかもしれないけど、それをね、遠慮してたがために、
    せっかく別に仲悪くなかったのにね、お父さんが亡くなった途端に、兄弟仲が悪くなるとか。

兼定 ほ~う。

 谷  本当にね、自分がそんなことならないと思ってるかもしれないけど、本当につまらないことで、
    どんどんどんどん亀裂が深まってね。

兼定 は~ぁ。

 谷  もう、財産の、遺産の分割は終わったけど、
    もう、二度と会いたくないっていう兄弟、いっぱい見ますからね。

兼定 そうですかぁ。それは一番、亡くなられた方が望んでないことですよねぇ。

 谷  望んでないことです。
    で、また、遺言書があったからって、それも確実にね、あとのトラブル防げるわけじゃなくて、
    結構えこひいきなね、遺言書作っちゃうと。

兼定 は~ぁ。

 谷  これまた、トラブルの種になる。

兼定 ふ~ん。なるほど~。

 谷  うん。誰か、もう、長男だから全部あげるとか、そういうのではなくて。

兼定 はい。

 谷  やはり、自分の考えの中で、やっぱり平等に。

兼定 ふ~ん。

 谷  一人一人のことね、財産計ってあげた方が、良いんじゃないかなって。

兼定 はぁ~あ。

 谷  弁護士としては思いますけど。

兼定 なるほどねぇ。
    そういったことを、「どうですか?ちょっと話し合って見ませんか?」ということで、
    どなたかが、勇気を持って提案なさるっていうのが、大事ですねぇ。

 谷  そうですよ。うん。

兼定 わかりました。この時期、さぁ、皆さん、やること、たくさんありますよ。
    皆さん夏休みのこのときを利用して、遺言状について考えてみると良いかもしれませんね。