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みらいレシピ「谷清司の法律歳時記」
相性の良い弁護士を選ぶ(平成21年3月29日)
兼定 さて、弁護士といいますと、もちろん司法試験を突破して、本当に難しいことをなさってるって
ことなんですが、そして、どんな方でも「助けて下さい」っていうふうに来た人のことは、もう皆、
受け入れてくれるっていうふうに思っていいんですか?
谷 まぁそういうイメージもあるかもしれませんが、こればっかりは、弁護士も人間ですのでね、
タイプによって、事件のタイプとか、あるいは人間のタイプによって、受ける、受けないって
いう問題は当然出てくると思うんですね。どなたでも、どの弁護士でもやりますという弁護士って
いうのは、そんなにいないと思いますよ。
兼定 そうですかぁ。
谷 また、それは依頼者にとっても良いことだと思うんですね。
自分の人生の問題を扱ってもらうわけだから、相性の良い弁護士さんと仕事をした方が
良いわけです。
相性が悪いと、いろんなところで不満が募ってきますし、考え方が違いますから、上手くいかない。
ですから、いろんな弁護士さんに相談されて、相性を見てみるって大事なことですよ。
兼定 そうですかぁ。
谷 信頼できないと結果に満足できないですよ。
兼定 あぁ、そうっか。
谷 うん。
兼定 この、結果っていうのは勝つか負けるかですね。
谷 そうです。で、必ず裁判ですから片っぽ負けるわけなんですけれども、しかしながら、
途中で和解という手もあるわけです。
だから裁判の結果っていうのは100対0だけれども、和解というのは例えば7対3で、
本当だったら、0になりそうなんだけど、3、こっちの言い分とってもらえるとか・・・
そういう玉虫色の判決っていうのがあるわけですね。解決がね。そういうときでも、
その弁護士さんとのコミュニケーションがうまくいってないと、これ、このまま判決もらったら、
負けるから、これ3割でもこちらの言い分通せるわけだから、これでいきましょうというときにね、
説得できないですよね。
先生が言うんだったら、まぁじゃあそうしましょうかと、いうような信頼関係ができてると、
本当の損しないですよ。
兼定 あぁなるほど。
じゃあ弁護士選びっていうのも、こっち側からしたら、いろいろと何軒かあたってみて、
この先生だなぁっていうふうに・・・
谷 そうですね。それ良いと思います。
兼定 で、おまけにっていいますか、谷先生達弁護士サイドとしても、いやぁちょっとお断り致します、
っていうこともあると。
谷 もちろんあると。
兼定 そうですかぁ。
谷 人間ですからね。やっぱり共感できる部分っているんじゃないですか。
兼定 なるほど。わかりました。